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投資を成功させるためには、良い投資顧問を選ぶ必要があります。
自分の大事な資産の運用を任せる投資顧問選びは慎重にしなければなりません。投資が成功するか否かというのは、ほぼ投資顧問選びにかかっていると言っても過言ではありません。
とはいえ現在、投資顧問サイトはインターネット上に数多く存在します。
しかしその質はピンからキリまでです。優良投資顧問もあれば、悪徳投資顧問も存在します。
詐欺行為を行う悪質な投資顧問で被害に遭ったという会員の口コミもなかなかなくならないのが現状です。
ともにこれから投資を行っていくパートナーとして、当然しっかりとした優良投資顧問を選びたいところです。
そこで今回は株初心者の方でも安心な投資顧問選びのポイントを、以下にご紹介していきます。
投資顧問を選ぶ前に
投資顧問を選ぶ前に、まずは自分の投資スタイルや投資顧問サイトを利用する目的をしっかりと明確にしておく必要があります。
投資顧問によって得意とするトレードスタイルなどは様々です。
デイトレード・スイングトレードなどの短期投資に特化した投資顧問もあれば、リスクを回避した中長期投資をコンセプトとする投資顧問など、それぞれの特徴を生かした助言サービスを提供しています。
短期のトレードで収益を得たいのか、長期的なトレードで資産形成をしていきたいのか。目的を明確にすれば、おのずと投資顧問を選ぶ自分なりの基準のようなものも見えてくるかと思います。
例えば、多少のリスクは背負ってもいいから短期間で大きな利幅を取りたい方であれば個別銘柄を提供してくれるような投資顧問会社、中長期的に安定して資産を形成していきたい方であれば期間契約プランが充実しているような投資顧問会社が適していると言えます。
投資顧問契約を交わし利用を開始した後で思っていたサービスとは違った、といった事態を避けるためにも、投資顧問を利用する目的や自身のトレードスタイルをしっかり明確にしておくことは大切です。
投資顧問サイトで確認しておくべきポイント
特定商取引法に基づく表記
投資顧問における取引は顔の見えないやり取りである分、信頼性のある会社を選ばなくてはなりません。
インターネットを媒体とした通信販売業者は、”特定商取引法に基づく表記”が必須となっています。
「特定商取引法」とは、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律のことです。
インターネット・オークションにおける「販売業者」に係るガイドラインによれば、“インターネット上で申込を受けて行う商品等の販売は、オークションも含めて特定商取引法上の通信販売に該当する。”とされています。
つまり、自身のサイトで購入の申し込み受付をし、商品(情報商材)の提供を行うサイトであればすべて特定商取引法に基づく表記が必要ということです。
特定商取引法に基づく表記に明記が必要な項目は以下にあります。
- 1.事業者名
- 正式な会社名、屋号、住所、電話番号、FAX番号など。
- 2.代表者氏名
- 代表者、または業務責任者の名前。
- 3.商品の販売価格
- 販売しているすべての商品価格。
- 4.商品代引き以外の費用
- 送料、振り込み手数料などの金額と条件。(店舗が負担するのか、お客様が負担するのかの明記)
- 5.代金の支払い方法、支払い時期
- お客様が利用可能なすべての支払い方法とそれぞれの注意点。さらに先払いか後払いかなど支払いまでの期間を具体的に記載。
- 6.商品の引渡し時期
- 納期は少し余裕をみて記載すると安心。先払いの場合、入金確認後の引渡しとなることを明記。
- 7.返品についての特約事項
- 返品を受け付けるかどうか。受け付ける場合は条件や方法を必ず明記。
- 8.注文や返品に対する有効期限
- 商品到着後、何日以内までの返品を受け付けるか。返品時の手順や送料も併記。
しかし、投資顧問の中には連絡先や所在地を明確にしていない投資顧問も数多くあります。
まっとうな運営をしている優良投資顧問であれば、事業者名や営業住所、連絡先やサポート窓口など、事業者の所在が分かるように「特定商取引法に基づく記載」にしっかりと記載してあるはずです。
連絡先が携帯電話、住所がレンタルオフィスなど、所在を明確に表記していない事業者は悪質な投資顧問の可能性もあります。
しっかりと最低限必要な情報は開示されている投資顧問を選ぶようにしましょう。
契約締結前交付書面
投資顧問を利用する際にもう一つ確認しておきたいのが、利用者と事業者の契約内容が定められた「契約締結前交付書面」という書面(ファイル)です。
金融商品取引法第37条の3により、金融商品取引業者が金融商品取引の契約を締結するときにあらかじめ、顧客に対して交付しなければならない書面となっており、契約プラン内容や料金設定、助言方法などが記載されています。
また、こちらの契約締結前交付書面には、契約の解除方法やクーリングオフに関する記述などもありますので、事前にしっかり一通り目は通しておくようにしましょう。
投資顧問を選ぶ際におさえておくポイント
しっかりと実績が掲載されている
通常、投資顧問サイト内には、過去の推奨銘柄の実績が掲載されていることがほとんどです。逆に過去の実績が一切掲載されていない投資顧問は要注意サイトです。
過去に本当に会員に高騰銘柄を提供してきたのか、また短期銘柄が多いのか、中長期銘柄が多いのか、どれくらいの利幅が取れる銘柄を提供してきたのかといった実績は事前に知っておく必要がありますので、しっかりとチェックしておきましょう。
提供実績を確認する際に気を付けておかなければならないのが、その実績は自分が契約しようと思っているコースの提供実績であるかということ。
基本的には過去に自社で提供した実績をほとんど掲載している投資顧問がほとんどです。
ただし実績を偽って掲載している悪質な投資顧問サイトも中にはありますので、きちんと口コミ・評判と照らし合わせて確認することをおすすめします。
また、実際に投資顧問会社に問い合わせ、過去の実績を開示してもらうというのも一つの手です。
例えば投資顧問会社に対して電話やメールなどで、“自分が契約を検討しているコースの過去半年の提供実績”を問い合わせてみます。
場合によってはそのコースが現在進行形で助言を行っている銘柄もあるかもしれませんので、具体的な銘柄名というよりは、提供した銘柄の数や、騰落率について問い合わせる方が良いかもしれません。
さらにその際、上げ相場、下げ相場、ボックス相場の3つの期間のパフォーマンスを教えてもらうことで、より自分が求めているサービス内容であるかといったことが明らかになるかもしれません。
売買サポートまでを担当してくれる
投資顧問の提供サービスの中でも、銘柄提供のみではなく、具体的な売買価格の通知までしっかりとサポートしてくれる投資顧問サイトを選ぶようにしましょう。
投資で高い利益を出すためには、「売買価格のアドバイス」、とりわけ「売り」助言が重要です。
なぜなら投資の世界においては、保有しているポジションを手放す出口によりその結果が決まるからです。
投資顧問が提供する「出口」のサポートとは、保有中の銘柄や購入した銘柄などの利確値や損切り値の通知などをいいます。
具体的には第一損切りポイント、第二損切りポイントといった複数の損切りラインの明示や、第一利確ポイント、第二利確ポイントといった形での利確ラインを明示することです。
推奨された銘柄を購入したはいいが、どのタイミングで売れば良いのかわからずに結局塩漬けになってしまったり、手放すタイミングを間違えて大きな損失になってしまったりしては意味がありません。
たとえ旬な銘柄情報を案内してくれたとしても、提供してそれっきりというような投資顧問は良心的であるとは言えません。
銘柄の購入から売却という、入り口から出口までをしっかりフルサポートしてくれる投資顧問を選ぶようにしましょう。
実力のあるアナリストが在籍している
優良顧問の特徴の一つとして、実力のある、または著名なアナリストが在籍していることが挙げられます。
在籍アナリストの質=投資顧問の質と言っても過言ではないくらい、アナリストの存在は重要です。銘柄の選定から今後の相場予測のほぼすべてを行う、投資顧問の核となる存在だからです。
逆にアナリストのレベルが低いと、その投資顧問全体の品質を落としてしまうことにもなりかねない重要な役割を担っています。
確かな実績を持ったアナリスト、とりわけYahoo!ファイナンスで名の通っているような著名なアナリストは、当然それだけの実力があるので相場の予測に長けています。
投資顧問を選ぶ基準の一つとして、著名なアナリストが在籍しているか否かというのは一つの判断材料となるかもしれません。
無料登録が可能・無料情報の質が高い
とはいえリアルな投資顧問の実態は、登録してみないとなかなかわからないもの。
ですのでまずは、「無料会員登録」が可能な投資顧問に絞って探してみるのも一つの手です。
無料登録であればまず金銭的なリスクは発生しませんし、無料株情報を公開している投資顧問サイトであれば、そのサイトがどういった投資情報を扱っているかといった内容を確かめることができます。
投資顧問の多くは、無料で閲覧できる市況レポートや株式コラム、無料銘柄診断など、様々な無料投資情報が用意されています。
今は会員登録が無料で、かつ登録特典として注目銘柄情報を無料で受け取ることができる投資顧問サイトも多いです。つまり、初期費用が発生せずに投資のプロが厳選した投資情報を受け取ることができるのです。
これまでの経験上、有料サービスの質はある程度無料サービスの質とリンクしています。
つまり、無料会員向けの情報の質が高い投資顧問というのは、有料サービスで提供される情報の質が高いことが見込まれるというわけです。
優良投資顧問の中には、有料情報にも引けを取らないほどの無料株情報を提供しているようなサイトも少なくありません。
ですので、利用を検討している投資顧問があれば積極的に無料会員登録し、その会社の情報レベルを見定めることをおすすめします。
株初心者の方はなおさら、いきなり有料情報の購入はハードルが高いかと思います。まずは無料登録が可能な、さらに言うならば無料株情報が充実している投資顧問を選ぶのが無難です。
サイトの水準が高い
サイトの質が必ずしもサービスの質とイコールになるわけではありませんが、利用者からするとサイトの作りがしっかりしている投資顧問と、まるで素人が作ったような簡素なサイトの投資顧問では、単純にどちらが信用できそうでしょうか?
優良投資顧問の場合は、しっかりと集客が見込めるように初めに十分な資金を投じてサイトが作られるケースが多いです。コンテンツの種類も豊富で比較的サイトの水準も高いものとなっています。
さらに広告費を掛けて運営しているということは、それなりの顧客を抱えているということでもあります。
広告などで見かけたことがあり、ある程度サイトの作りがしっかりしている投資顧問サイトというのは運営元がしっかりした優良投資顧問の可能性が高いというわけです。
逆にサイトの作りがあまりにも簡素な場合は、悪徳投資顧問の可能性も否定できません。
なぜなら悪徳投資顧問の場合は、金融庁などに自らの詐欺行為が露見しないように、悪徳行為をはたらくたびにいったんサイトを閉鎖し再び作り直すというサイクルが定着しています。
そのたびに手の込んだサイトを作り直していてはお金が掛かりすぎてしまうため、悪質投資顧問のほとんどは装飾もコンテンツも簡素なものとなることが多いのです。
あまりにもシンプル過ぎる投資顧問サイトには注意が必要です。
口コミや評判から投資顧問を選ぶ
上記でご紹介した投資顧問を選ぶポイントは、あくまでサイトから表面上で確認できる事項です。それに対して口コミ・評判は、実際の利用者から寄せられた活きた情報となります。
すべての口コミが有益なものであるとは限りませんが、推奨銘柄の精度や的中率、サポートの質やコンテンツの利便性などといった実態は、投資顧問サイト上からだけでは読み取ることができません。
上記のチェックポイントに当てはまる投資顧問会社を選択することはもちろん、当サイトにてしっかりと口コミ・評判をチェックし実態を把握してから、改めて投資顧問会社を選ぶことをおすすめします。
ちなみに最近では、”老後2,000万円問題”やコロナの流行などといった、現在の経済的な不安から将来に備えて株式投資を始める人が増えてきていることに伴って、投資顧問を利用する人もかなり増えてきているようです。 将来のために投資を始めたいけど、株式投資ってなんだか怖い、どの企業(銘柄)を買えばいいのかわからない、といったような株初心者の方には重宝するサービスですよね。 とはいえ今は投資顧問サイトの種類もかなりたくさんあり、どこの投資顧問が良いのか判断するのはなかなか難しいところ。
そこで当サイトでは、利用者の口コミや独自の検証をもとに、数ある投資顧問サイトの中でも利用者からの評価が高く、安全性と利益率の高い優良サイトを厳選してピックアップしてみましたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。