有限会社ライズが運営する株サイト『兆(きざし)』。

 

2023年4月に新しくできた株サイトのようですが、評判を見たところすでに「危険」「怪しい」などと言った類の悪い噂が広まっている模様です。

 

まだ新しい株サイトなのにもかからわずここまで悪評の多い株サイト兆とは、一体どんなサイトなのでしょうか。

 

 

結論からお伝えすると、株サイト兆は虚偽の実績を捏造し集客をしている、危険な株サイトであることが分かりました。

 

 

 

 

 

 

株サイト兆は危険な評判が多い？

 

株サイト兆は、有限会社ライズが運営する株サイトです。

 

”割安株・連続ストップ高・テンバガーと3つの電子書籍でその秘密を明らかにする”とのことで一見なにやら凄そうですが、その評判は意外にもあまり良くない様子です。

 

実際に株サイト兆についての評判を調査してみたところ、

 

 

登録したはいいがそこまで価値のある情報などはなかった。

 

無料教材に釣られて登録してしまいましたが、正直内容はありふれたもので、あまり魅力を感じませんでした。

 

 

 

などといった悪いニュアンスの評判がチラホラと投稿されている様子でした。

 

 

 

株サイト兆の運営は危険な会社

 

そんな株サイト兆を運営する有限会社ライズについて調べてみたところ、いくつか危険な怪しい疑惑が浮上してきました。

 

所在地が怪しいので危険

 

まず、株サイト兆の運営会社である有限会社ライズの所在地を確認したところ、その住所である

 

 

は、バーチャルオフィスの住所であったことが判明しました。

 

 

どういうことかと言うと、株サイト兆は実体のある事務所や会社のオフィスを持たずに、バーチャルオフィスのみしか存在しない危険サイトである可能性が高いということです。

 

 

普通、会社で事業をするとなれば、しっかりとした拠点のオフィスを構えますよね。

相当の理由でない限りは、あえてバーチャルオフィスにする必要性はありません。

 

 

 

これまでいくつもの株サイトを検証してきましたが、所在地がレンタルオフィスであるところは、正直言ってそのほとんどが危険な悪質サイトであったことは事実です。

 

何かやましいことがあるからこのようなバーチャルオフィスを契約しているのかと勘ぐってしまいそうになります。

何にせよ、懸念要素の一つではありますね。

 

 

前会社が怪しいので危険

 

有限会社ライズは、以前は違う会社名で営業していたようで、令和4年12月までは「有限会社プリベンター工業」という会社名だったようです。

 

有限会社プリベンター工業については公式サイトなどもなくどういった事業を行っていたかは不明ですが、”工業”とあるからには何か工業関連の事業を行っていたのでしょう。

 

 

 

そこから令和4年12月に方向転換し、投資商材の開発の販売を始めたということですね。

 

ここで疑問なのは、これまで投資事業に携わって来なかったのにも関わらず、たった半年ほどの短い研究期間で、急騰銘柄を導き出す投資商材を開発できるものなのかということ。

 

実績がないことには、信用のしようがありません。

 

 

 

株サイト兆は危険な悪徳サイトなのか検証

 

ここまででも株サイト兆は何かと危険そうな香りがしますが、果たして本当に株サイト兆は危険なのか、さらに深く検証してみます。

 

世の中には数多くの危険な悪徳投資顧問が存在しますが、株サイト兆は本当に危険な悪徳サイトではないのか、いくつかのポイントに着目して検証してみました。

 

悪徳投資顧問と呼ばれるサイトには、大体このような特徴があることが多いです。

 

 

 

 

これらの”悪徳投資顧問”の条件に果たして株サイト兆は当てはまっているのか、一つずつ見ていきたいと思います。

 

 

過去に不祥事を起こしているか

 

危険な悪徳投資顧問の場合、過去を洗ってみると何らかの不祥事を起こしていたり、金融庁から行政処分を受けていたりすることがよくあります。

 

また、昔は今とは違うサイト名で運営していたものの、炎上したためサイト名だけを変えてまたリニューアルするという行為も悪徳投資顧問によくあるパターンです。

 

 

 

そこで株サイト兆や運営会社の有限会社ライズの過去についても調べてみたところ、現時点では特に何か不祥事を起こした過去などはなさそうでした。

 

ただ、上述したように前会社は投資事業とは無縁の会社だったようなので、投資事業のキャリアが浅い会社ではあるようです。

 

 

運営会社の実体や詳細が不明か

 

危険な悪徳投資顧問は、会社の所在地がバーチャルオフィスだったり、記載されている所在地が適当だったり、電話番号が記載されていなかったりと、地に足がつかず実態が掴めないところが多いです。

 

なぜなら、何か悪徳行為を働いて運営が危なくなった時、すぐに夜逃げすることができるようにするためです。

 

気になる株サイトがあったら、サイトの過去を調べるとともに運営会社についてもしっかりチェックしておくと良いでしょう。

 

 

 

公式サイトを見てみたところ、

 

 

運営サイト	兆（きざし）
運営会社	有限会社ライズ
所在地	東京都渋谷区幡ヶ谷3-39-12ウェストビル1F
連絡先	050-6882-7466 info＠kizashi-is.jp
営業時間	9:00～18:00
運営責任者	三苫　善治

 

 

このようにしっかり公式サイトに会社情報が公開されていました。

 

が、先ほど判明したように、上記の住所はバーチャルオフィスな上、有限会社ライズの公式ホームページなども特に存在しないようなので、その実態は不明です。

 

 

さらには、株サイト兆から送られてきたメルマガをチェックしたところ、

 

 

代表者の名前は「立花正太郎」とのことで、公開されている情報とは異なっていました。

どちらが本当なのかは不明です。

 

 

 

 

最新の投資実績が公開されているか

 

最新の投資実績がしっかり更新されているかも、一つの判断材料になります。

 

以前に調査したことのある悪徳投資顧問では、10年前の実績をいつまでも公開しており、最新の実績は全く掲載されていないようなところもありました。

 

 

そこで株サイト兆の投資実績について調べてみたところ、兆が危険な悪質サイトと言わざるを得ない一つの事実が明らかになりました。

 

 

 

 

 

このように2023年3月の銘柄推奨実績が掲載されていましたが、調べてみるとおかしな事実が発覚したのです。

 

まず、株サイト兆のドメイン取得日は2023年の4月17日となっています

 

 

 

 

ドメイン取得日というのは、サイトオープン日、すなわちサービス開始日と言っても良いでしょう。

このように、株サイト兆のドメイン取得日は2023年の4月17日です。

 

ということは、サイトオープン日より前の2023年3月の実績が掲載されているのは、不自然ではないでしょうか。

一体どうやったらサイトオープン日より1ヶ月前に銘柄を推奨することができるのでしょうか。

 

 

 

 

利用者の評判が極端に悪いか

 

最後に株サイト兆の口コミについてもいくつか調べてみましたが、上述したように現時点では悪い評判ばかりが目立っている状況です。

 

まだサービスを開始したばかりのようなので今後色々な評判が出てくるかもしれませんが、『兆で儲かった』『兆で役に立った』という評判が1件も見当たらないというのは、怪しい危険な株サイトである可能性は正直否めません。

 

 

 

以上4つのポイントを一つずつ確認してみましたが、総合的に判断して株サイト兆は危険な悪質サイトの可能性大ですので、利用を検討している方は十分に注意してください。

 

 

 

株サイト兆に似ている？過去にあった危険サイトの一例

 

実績の捏造、会社情報が不透明、評判も最悪と、何かと危険性の高い株サイト兆ですが、そんな株サイト兆にかなりよく似た危険サイトに見覚えがあるので、一つそのエピソードについてご紹介します。

 

 

 

兆によく似ていたその某サイトは、過去に虚偽の実績をいくつも捏造していたことで、界隈では話題になっていました。

 

上がってもいない銘柄を上がったと嘘を付き、ありもしない投資実績をサイトに掲載していたことから、利用者からは「詐欺」「嘘つき」「このサイトは危険」などと言われていました。

 

 

そんなある日、その某サイトは、金融庁から行政処分を受けてしまいました。

理由はもちろん、ありもしない虚偽の実績を捏造したことです。

 

 

 

こういった事実が実際に過去にあったことからも、株サイト兆も同じような事態にならない保証はありません。

 

実績の捏造が大事になって金融庁の目に止まれば、株サイト兆もある日突然行政処分、最悪の場合サイト閉鎖になってしまうこともあり得ます。

 

そういった危険サイトの一例も実際に過去にありますので、株サイト兆を利用するかどうかは、今一度じっくり検討した方がいいでしょう。

 

 

 

株サイト兆は危険な可能性大

 

以上の検証の結果、株サイト兆は正直言ってかなり危険性の高い株サイトだと判断します。

 

 

 

会社の実態や評判が何かと怪しかったり危険性が高いというのもそうですが、それよりも何より実績を捏造するなど、もってのほかです。

 

上がってもいない銘柄を上がっていたと嘘を付いている株サイトなど、信用できるはずもありません。

虚偽の上昇実績に騙されないよう、十分に注意しましょう。