目次
- フィデリティ証券の特徴って?
- フィデリティ証券の口コミ・評判はどんなものがある?
- フィデリティ証券のデメリットや注意点は?
証券口座の種類って、本当に山ほどありますよね。
たくさんありすぎる証券口座から、一体どれを選べば良いのか迷いに迷ってしまうことと思います。
そこで本記事では、その中から「フィデリティ証券」の口コミや特徴などについて、簡潔に・忖度なく・分かりやすく解説していきます。
最初に結論から言うと、フィデリティ証券の評価はズバリこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
そんなフィデリティ証券とは一体どんな証券口座なのか、危険な証券会社ではないのかなどについて、様々な角度から徹底解剖していきたいと思います。
フィデリティ証券の特徴
フィデリティ証券は、世界的に有名なアメリカの証券会社です。
投資信託に強いことでも有名ですが、フィデリティ証券といえば、「ザ・ハイブリッド」が特徴であり強みです。
ザ・ハイブリッドとは、資産運用のプロ(人)とアルゴリズム(ロボ)が、利用者の資産をハイブリッド運用してくれるサービスです。
簡単な質問に答えるだけで、実際の資産運用をすべておまかせできる便利サービスです。
ザ・ハイブリッドには、こちらの2つのコースがあります。
コース | 手数料(年率)※ |
---|---|
ネット完結コース | 0.92~0.98%程度 |
アドバイス担当者付きコース | 1.47~1.53%程度 |
※純資産総額に対して
他社の投資一任型ロボアドバイザーと同じく、ザ・ハイブリッドで資産運用をおまかせするには、上記の手数料が必要です。
ちなみにネット完結コースを選んだ場合でも、プロが常に資産運用を分析・モニタリングしてくれるので安心ですよ。
フィデリティ証券の手数料
フィデリティ証券は、手数料形態が特殊です。
日本の証券会社では、約定金額に応じて手数料が変化しますが、フィデリティ証券は、約定金額に関わらず約定代金が同じとなっています。
注文方法 | 手数料(税込) |
---|---|
ネット注文 | 1,500円 |
電話注文 | 5,000円 |
単元未満株 | 550円 |
日本の大手ネット証券は、「1日合計100万円までの約定なら手数料0円」としているところが多いですが、フィデリティ証券では、どんなに少額の株取引でも、必ず手数料が発生します。
とはいえ高額取引をしても、1回1,500円(電話注文だと5,000円、単元未満株は550円)より高い手数料を取られることはありません。
1銘柄をたくさん保有する人、株価が高い銘柄を売買する人にはおすすめです。
しかし、1銘柄につき100株しか保有しない人や、低位株を買っている人にとっては、フィデリティ証券の手数料はやや割高になってしまうかもしれません。
フィデリティ証券のメリット
そんなフィデリティ証券を利用するにあたって、メリットとデメリットも気になるところです。
どんな良い点があってどんな悪い点があるのか、まずはメリットの方から調べてみました。
フィデリティ証券のメリットがこちらです。
- 投資信託の購入時手数料はすべて無料
- ロボアドバイザー「ザ・ハイブリッド」が優秀
順番に解説していきます。
投資信託の購入時手数料はすべて無料
フィデリティ証券は、アセットクラス・投資対象地域・運用タイプのバリエーションに富んだ、約700本の銘柄を取り揃えています。
このうちつみたてNISAに対応しているのは、全部で42銘柄です。
- 指定インデックスファンド:37本
- 指定インデックスファンド以外のアクティブ運用ファンド等:5本
さらに投資信託の購入時手数料は、どの銘柄を選んでも無料となっています。
どの銘柄を選んでも無料というのは嬉しいですね。
ロボアドバイザー「ザ・ハイブリッド」が優秀
ザ・ハイブリッドとは、上述したように資産運用のプロ(人)とアルゴリズム(ロボ)が、利用者の資産をハイブリッド運用してくれるサービスです。
他社にもこのような資産運用を丸投げできるロボアドバイザーサービスはありますが、ザ・ハイブリッドならアルゴリズムだけに頼らず、資産運用のプロのサポートが受けられます。
- AIだけに資産運用を任せず、プロが人の手でサポート
- 個人投資家が直接投資できないファンドを中心に投資
- 運用のリバランスも、必要に応じて毎月実施
- 手軽に1万円から積立投資が可能
フィデリティ証券のザ・ハイブリッドでは、「アドバイス担当者付きコース」が用意されています。
専門家にライフプランを相談したり、運用状況や相場見通しを詳しく聞いたりできるコースです。
直接店舗に行く必要はなく、電話・メールなどでサポートを受けることができるので便利です。
手数料はネット完結コースより高めですが、対応が丁寧だと評判です。
オンラインで綿密なサポートを受けたい人や、定期的に相談したいという人におすすめとなっています。
フィデリティ証券のデメリット
メリットもあればデメリットも必ずあるものです。
フィデリティ証券にはどんなデメリットがあるのか、マイナス面についても調べてみました。
フィデリティ証券のデメリットがこちらです。
- 取り扱い商品が少ない
- IPO投資ができない
取り扱い商品が少ない
フィデリティ証券では約700本の投資信託を取り扱っていますが、特に利用者が多い大手の証券会社と比較すると少ないと言えます。
取り扱い商品はこちらです。
- 株
- 投資信託(NISA)
- ETF/ETN
- REIT
フィデリティ証券では、上記の投資対象しか取り扱っていません。
信用取引、金・銀・プラチナ、CFD、オプション、FXなどは取り扱いがないので、注意してください。
IPO投資ができない
IPO投資ができないのもフィデリティ証券のデメリットです。
IPO投資とは、新しく上場した企業の株に投資することをいいます。
各証券会社の抽選に当たらなければ投資できませんが、成長企業に投資したい人から人気があります。
そんなIPO投資ですが、フィデリティ証券では、IPO銘柄の抽選そのものが行われていません。
IPOに興味がある人にとっては、フィデリティ証券は向かないでしょう。
フィデリティ証券の評判
そんなフィデリティ証券の実際の利用者からの口コミを、良い評判と悪い評判の両方調査してみました。
順番にご紹介していきます。
フィデリティ証券の良い評判
投資信託を安心して運用できる
長期投資を考えているときにフィデリティ証券を知り、投資信託の評判がいいと聞いて始めた。結果正解だったと思う。投資信託を買うときの手数料は無料だし、運用に関するサポートが充実している。銘柄数も申し分ない。資産運用に自信がなくても、フィデリティ証券に任せれば安心だと感じられる。
専門家に相談できる
フィデリティ証券では専門家が資産運用をサポートしてくれる。自分のような初心者にとっては心強い。いつも丁寧に感じよく対応してくれるから、相談しやすい。メールや電話で相談できるから、店舗に行かなくていいのも便利。1人で資産運用することに不安を感じているならおすすめ。
情報提供が充実している
フィデリティ証券は情報発信が多くて、内容も分かりやすい。手数料が安い証券会社も使っていたことがあるけど、情報提供が少なくて、いろいろと迷うことが多かった。手数料が安くても情報をもとに良い判断ができないと、利益を得るのが難しくなるから、自分にはフィデリティ証券が合っている。
フィデリティ証券の良い評判を見てみると、やっぱり投資信託の満足度が高いようですね。
他にも専門家に相談できること、投資情報が充実していることに関する高評価が多くありました。
専門家に相談できたり、投資情報が充実していたりと、全体的に初心者に優しい印象を受けますね。
フィデリティ証券の悪い評判
手数料が高い
フィデリティ証券は株の手数料が特殊でびっくりした。約定代金に関係なく手数料が一律同じ。たくさん投資するなら有利だと思うけど、私は100株ずつしか買わないから、手数料が割高になってしまう。手数料の仕組みがシンプルでわかりやすいのは魅力だけど、もっと少額投資もしやすい環境になってほしい。
他社よりつみたてNISA対応銘柄が少ない
フィデリティ証券には投資信託が700銘柄ある。少なすぎるとは感じないけど、SBI証券や楽天証券ならもっと選択肢が豊富だと聞いた。特につみたてNISA対応の銘柄が今後もっと増えていってほしい。
IPO投資ができない
自分は投資信託と株メインで投資している。フィデリティ証券は投資信託に強いし、株取引の手数料が一律同じでいいと思ったけど、IPO投資ができないと知らずに口座開設してしまった。成長企業に投資するのは株の醍醐味だと思うけど、フィデリティ証券だとその楽しみがない。投資仲間たちがIPOの話題で盛り上がっていても、自分には関係ないなと感じて、少し寂しい。
フィデリティ証券の悪い評判としては、手数料が高いといったものや、銘柄数が少ないといったような口コミが多く見受けられました。
フィデリティ証券は約700銘柄の投資信託を取り揃えています。
しかし業界には、投資信託だけで2,000銘柄以上を取り揃えているネット証券もあるのも事実。
そうした証券会社と比較すると、フィデリティ証券の銘柄ラインナップは、やや物足りなく感じられるかもしれません。
フィデリティ証券がおすすめな人
そんなフィデリティ証券は、ズバリこういった人におすすめです。
- 投資信託で長期的に資産形成したい人
- プロのサポートを受けたい人
- 同じ銘柄の株をたくさん保有したい人
フィデリティ証券は、投資信託を長期運用して、コツコツ利益を積み上げていきたい人におすすめです。
また、同じ銘柄の株をたくさん保有したい人にも向いています。
プロのサポートが受けられるので、初心者にもおすすめできる証券会社です。
フィデリティ証券に関するQ&A
フィデリティ証券の口座開設方法は?
フィデリティ証券で口座開設をする手順は以下の通りです。
- 公式サイトの申し込みページにアクセス
- 住所や電話番号など、必要事項を入力
- 本人確認書類とマイナンバー確認書類を撮影またはスキャンしてデータ送信
- 口座開設完了のお知らせを受け取る
- 取引開始
フィデリティ証券の口座開設には本人確認書類が必要になるので、事前に用意しておきましょう。
本人確認書類の提出方法は、以下の3種類から選ぶことができます。
- あらかじめ本人確認書類をデジタルカメラ等で撮影したものをインターネット経由で画像アップロードし提出
- 自身で送付用台紙と専用の返信用封筒をダウンロードのうえ印刷し郵送で提出
- カスタマーサービスまで電話で送付用台紙と返信用封筒を取り寄せ郵送で提出
口座開設にかかる日数は?
フィデリティ証券では、最短2営業日で口座開設をすることができます。
それ以上の日数が掛かる場合もありますが、基本的にスピーディーに対応してもらうことが可能です。
口座管理費などはかかる?
フィデリティ証券では口座開設費用・管理費は無料です。
口座管理料に類する費用は、口座の残高の有無にかかわらず発生しません。
また、特定口座、外国証券取引口座も同様となっています。
どの銘柄に投資すればよいか相談できますか?
フィデリティ証券では、個別の銘柄の投資相談は行っていません。
フィデリティ証券の総合評価
改めてまとめると、フィディリティ証券の総合評価はこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
フィデリティ証券は、初心者でもプロに資産運用をサポートしてもらえると評判の証券会社です。
しかし投資対象が大手ネット証券と比較して限られている点や、少額の株取引でも一律同じ手数料が適用される点はデメリットです。
メリット・デメリットはありますが、「ザ・ハイブリッド」というロボアドバイザーを利用できたりと、何かとメリットもたくさんある証券会社です。
初心者にも優しいサービスがたくさん展開されているので、これから投資を始めようと思っている方は選択肢の一つに入れておいても良いのかなと思います。
ちなみに特に初心者は絶対に知っておいて欲しい、株を始める際に並行して利用すべきサービスが『投資顧問サイト』です。
投資顧問とは、株式投資を始めたいけどやり方がわからない、いざ始めたはいいが何をどうしていいかわからない、どの銘柄を買えばいいのかさっぱりわからないといったような方のために、投資のプロが投資情報の提供や、銘柄の売買フォローなど、投資に関するあらゆるサポートをしてくれるサービスになります。
いわば秘書みたいなものですね。
初心者が己の判断でトレードするよりも損失リスクは遥かに低く、何かあった時にすぐにプロに相談できるという安心感もあり、最近は利用している人も増えてきた印象です。
世の中にはさまざまな投資顧問サイトがありますが、効率良く儲けるために大切なことは、すでに実績のある投資顧問を利用することです。
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