東大経済学部出身で株で億を稼ぐトレーダーと言われているウルフ村田氏。

そんなウルフ村田氏が手掛けているオンライン投資スクール「月刊ウルフ」が最近話題のようですが、一体どんなものなのか、さまざまな点から詳しく検証してみました。

最初に結論から言ってしまうと、月刊ウルフの評判は現在悪い評判も一部ある様子です。

その理由は、月刊ウルフで推奨されている銘柄の再現性の低さにあるようです。

そんな月刊ウルフの詳しい実態について知りたい方は、ぜひ当ページの調査結果をご覧ください。

月刊ウルフは評判が悪い？

「月刊ウルフ」はウルフ村田氏を講師とした、「株式会社JIS(ジャパンインベストスクール)」が運営するオンライン投資スクールです。

勝ち組のトレーダーのトレード手法をはじめ、「トップクラスの情報」や「相場観」を手に入れることのできるコンテンツをオンライン放送で提供すると謳われてはいますが、その口コミはわりと賛否両論な模様。

月刊ウルフ参考になるわー。 ウルフ卿入教

本日、心斎橋のセミナーに参加したけど、がっかりした。1時間半のセミナーですが、同じ内容の繰り返しだった。時間と受講料を返して欲しい。

また、Twitterにてこのような書き込みもありました。

かなり色々な評判がありますね。

ウルフ村田氏が手掛ける株サイトや情報商材はこのようにかなりたくさんありますが、

いずれのコンテンツにもかなり悪評口コミが一定数投稿されており、中には炎上しているものもありました。

一体なぜこんなにもウルフ村田氏の口コミは悪評が多いのでしょうか。

まずは改めてウルフ村田氏のプロフィールから見てみたいと思います。

ウルフ村田の経歴・プロフィール

ウルフ村田氏（本名：村田美夏）は、東京大学経済学部卒業後、銀行に7年間勤務し、その後30歳からキャバ嬢となりナンバーワンになるというかなり異色の経歴を持っています。

その後2010年に「株式会社サクセスワイズ」を設立、投資家として海外や日本のベンチャー企業を支援しています。

ウルフ村田氏はテレビやメディア・雑誌などにも出演し、その突飛な性格で一躍有名になりました。

投資家の中でも彼女の認知度はかなり高いのではないでしょうか。

年収は2億とうわさされることもありましたね。

そんな彼女の経歴がこちらになります。

これだけの経歴を持つウルフ村田氏ですが、その評判は両極端で、信者と言われるほどウルフ村田を崇拝しているようなファンもいれば、詐欺師だと酷評している人たちもいます。

なぜこのように両極端な評判があるのかというと、どうやらその理由はウルフ村田の過激な人柄と、過去に起こしてきた数々の悪事にあるようです。

口コミで話題のウルフ村田の嵌め込み疑惑

ウルフ村田氏といえば特に有名な事件が、彼女がまるで仕手筋のようにセミナーに参加した方や自分のファンを喰い物にして、嵌め込みをしているという話です。

なぜこのようなことが話題になっているのかというと、これまでにこのような

という現象が何度も起こっているからです。

ウルフ村田氏が特定の銘柄を呟いた直後に株価が下落するということは、誰かが"空売り"をかけているという可能性があります。

そして、この空売りをウルフ村田自身またはウルフ村田の身内が行っているのではないかという疑惑が立っているのです。

特に有名なのが「ニチダイ事件」です。当時ニチダイで嵌め込みに利用され損失を被った被害者は後を絶たず、口コミやTwitterもかなり炎上していました。

口コミで話題の月刊ウルフのサービス

まず月刊ウルフは、リアルタイムな相場で役立つテーマをウルフ村田氏が深堀りして解説してくれるオンライン放送がメインとなるようです。

また、それとは別に月に2回配信されるメルマガでは、生放送で伝えきれなかった部分を深堀りした相場解説も配信してくれる模様。

ちなみに受講料金は月額21,000円とのこと。

ちなみに詳しいフォローサービスは、放送中に視聴ページ内にある質問フォームよりできるようです。

しかし放送内容以外でのメールサポートは行っておらず、銘柄の推奨や売買タイミングの指南なども回答は出来ないとのこと。

基本的にオンライン放送のみということですね。

月刊ウルフの銘柄は儲からない？

そんな月刊ウルフの銘柄についての口コミを調べていると、Twitterでこのような書き込みを発見しました。

月刊ウルフでは利益を出せないことを実感したので、退会しました。
月刊ウルフでは感覚的な話が多く、再現性がないと感じます。
利益が出ることもありましたが、継続的に利益を出すことは不可能。投機銘柄で大勝ちするか大負けするかのどちらかです。。大勝ちした人がいるかは不明ですが、、

— みかん🍊 (@B4sbz) October 16, 2020

どうやら月刊ウルフの銘柄は「感覚的な話が多くて、再現性がない」と評判のようですね。

詳しく調べてみると、月刊ウルフの銘柄はそこまで大きな材料が出ていないのにも関わらず、銘柄を買い煽ることが多いようです。

そのため銘柄一時的に株価が上がったとしても、材料がないのですぐに下落するというケースが頻繁にあるのだそうです。

実際過去に月刊ウルフでは、2020年9月4日前後まで”enish”を「10月に向けて爆上げする」とたびたび紹介していたそうです。

ですが実際は9月5日にストップ安まで売られ、株価はずっと下がったままといった事態が発生したことがあったようです。

イグニスが暴落した日に、ウルフはenishが10月に向けて爆上げするから挽回できると盛んに買い煽ったが、結局はenishも翌日にストップ安。どちらも現時点で株価は沈んだまま。損切れなかった会員は、塩漬け資金ロックを余儀なくされているはず。

— チェリボ (@MWPya2XrD6KzBF9) October 15, 2020

このように、月刊ウルフの銘柄は一時的に株価が上がったとしても、地合いが悪かったり、材料が出るとすぐに暴落する危険性があるようです。

月刊ウルフの会社は怪しい

月刊ウルフを運営する会社は株式会社ジェイ・アイ・エスですが、こちらは以前、「株式会社ジャパンインベストメントスクール」という会社名で運営をしていました。

調べてみると、ジャパンインベストメントスクールが過去に開催したセミナーで使われていた電話番号『03-5295-7108』は、「合同会社ゲンキ」という会社のものと一致していたことが明らかになりました。

この合同会社ゲンキは、過去に脱税事件を起こした会社であり、もともとはウルフ村田氏のセミナーを管理していた会社でもあります。

また、上記の電話番号は「秋田洋徳のFXセミナー運営事務局」という事務局とも一致していますが、この事務局の運営会社である『ベルテ株式会社』は、2016年に国から行政処分を受け、投資助言業の資格をはく奪されています。

株式会社ジェイ・アイ・エスは、合同会社ゲンキの脱税事件にも、国から資格をはく奪されたベルテ株式会社の件にも深く関わっているということですね。

月刊ウルフの検証まとめ

まとめると、月刊ウルフはこのようなオンラインセミナーという検証結果になりました。

いろいろと調べてみたところ、月刊ウルフの銘柄があまり評判がよくなかったり、そもそも運営会社が過去に問題を起こした会社と関わっていたりすることを加味すると、正直あまりおすすめできるセミナーとは言い難い現状でした。

とはいえ月刊ウルフについては悪い噂ばかりではなく良い口コミも存在するので、月刊ウルフ自体が悪徳セミナーや明らかな詐欺などということはなさそうですが、色々な評判もありますのでご利用の際はさまざまな口コミをよく検討することをおススメします。

ちなみに実際に月刊ウルフよりもさらに安全性の高く信頼できる株サイトはたくさんあるので、高騰銘柄の配信やしっかりとした売買フォローなどまで欲しいという方は、以下の投資顧問サイトがおススメなのでぜひチェックしてみてください。