AAA（トリプルエー）

■トリプルエーが行政処分？違反行為を行っていた？

2019年3月12日、トリプルエーは関東財務局から行政処分を下されました。

その詳細について調査してみると、驚くべき実態が明らかに。

一体どういった法令違反をしていたのか。その内容がこちらです。

①虚偽の告知をして勧誘を行っていた

トリプルエーが行政処分を受けた一つ目の理由は、会員に対する虚偽告知行為をしていたことです。

具体的には、投資助言の実績が無いにも関わらず、「○倍利益を出した」と虚偽の内容を告げて電話勧誘を行っていました。

また、実際は特別な情報を入手していないのにも関わらず「裏情報がある」「秘密情報がある」と虚偽の内容を記載したメールマガジンで勧誘をしていました。

要するに、電話やメールで嘘を付いて会員に投資情報を売りつけていたということです。

関東財務局のHPにも、このように記載があります。

これによれば、実際に会員18名が虚偽の告知に騙され契約を締結してしまったようですね。

②銘柄実績をねつ造していた

二つ目の理由として、銘柄実績に誤解を生むような表示があったことが挙げられます。

具体的には、投資実績の一部の期間の株価上昇率を取り出して、あたかも全ての期間の実績であるかのような表示をし勧誘を行っていました。

関東財務局のHPにもこのように記載があります。

要は、嘘を付いて嘘を付いて会員に有料サービスを契約させようとしていたということですね。

これによれば、トリプルエーは延べ39,000人に対してでっち上げた架空の情報を発信していたようです。

■トリプルエーに対する行政処分の内容

上記２点の不正行為が発覚したため、トリプルエーは関東財務局から行政処分を下されました。

処分内容は、業務停止命令および業務改善命令の２点です。

関東財務局のHPには、このように記載があります。

簡単に言えば、1ヶ月間の業務停止、そしてその間に業務内容の改善策を書面で作成するといった内容です。

■トリプルエーの現状はどうなっている？

行政処分を受けて、今現在は一体トリプルエーの運営状況はどのようになっているのでしょうか。

どうやら、2019年3月25日から2019年5月30日での間は、トリプルエーのサイトTOPページに、このような「平成31年3月25日 弊社に対する行政処分について」というリンクが設置されていたようです。（リンク先は金融庁HP）

調査したところ処分が決定してからも特に行政処分についてのメルマガは配信されていないようで、サイトの過去のニュース等を遡っても特に行政処分についてのお知らせは見当たりませんでした。

現在は通常通り運営をしているようです。

トリプルエーには、今後同じ過ちを繰り返さないよう、徹底した内部体制の管理を期待したいところです。

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