moomoo証券は怪しい？評判や手数料・取扱銘柄など徹底解説

証券口座の種類って、本当に山ほどありますよね。

たくさんありすぎる証券口座から、一体どれを選べば良いのか迷いに迷ってしまうことと思います。

そこで本記事では今回、その中から「moomoo証券」の特徴やメリットデメリット、評判や手数料などについて、簡潔に・忖度なく・分かりやすく解説していきます。

最初に結論から言うと、moomoo証券の評価はズバリこのような感じです。

そんなmoomoo証券とは一体どんな証券口座なのか、危険な証券会社ではないのかなどについて、様々な角度から徹底解剖していきたいと思いますので、迷っている方はぜひ参考にしてください。

moomoo証券の特徴

moomoo証券は、米国のNASDAQ上場企業である「Futu Holdings Limited」のグループ企業です。

特に米国株の取引に強く、moomoo証券の専用アプリケーションである「moomoo」はリリース以来、米国、シンガポール、オーストラリアなど各国のユーザーから大きな支持を得ています。

海外のデータやコンテンツが豊富にあり、取引の練習ができるデモトレードも充実しているので、米国株投資家にはオススメの証券会社です。

moomoo証券の手数料は高い？

moomoo証券の取引手数料については、日本株の現物取引は無料となっています。

米国株に関しては、取引手数料は以下2つのプランから選ぶ形となっています。

ベーシックコースの1株あたりの取引手数料は以下の通りです。

一方でアドバンスコースは、200株までの取引手数料が一律2.2ドルです。

例えばアドバンスコースを選択し株式を200株取引する際、SBI証券や楽天証券の場合は上限手数料の22ドルが掛かりますが、mooomoo証券であれば2.2ドルに抑えられるためかなりお得になります。

ただ、株数やNISAで投資する銘柄によっては他の証券会社の方が手数料は安く済むため、取引する銘柄や株数によってその都度使い分けるのが適切な選択となるでしょう。

moomoo証券の取扱銘柄

moomoo証券が取り扱っている金融商品は以下の3つです。

moomoo証券では、米国株は業界最多水準の約7,000銘柄を取り扱っています。

また日本株に関しては、現物取引手数料が無料という特徴を持っています。

注文方法は指値・成行以外にも逆指値やトリガー注文などといった、デリバティブ取引での利用が多く見受けられる注文方法も備わっています。

取扱銘柄は日本株と米国株しかないので、主に個別株の短期取引を行いたい方におすすめです。

moomoo証券のメリット

そんなmoomoo証券を利用するにあたって、メリットとデメリットも気になるところ。

どんな良い点があってどんな悪い点があるのか、詳しく調べてみました。

まずはmoomoo証券のメリットがこちらです。

順番に解説していきます。

アプリが無料で使える

moomoo証券アプリの最大のメリットは、無料で使えるという点です。

他の証券口座だとコンテンツを一部有料としているところがほとんどですが、moomoo証券はすべての情報を無料で見ることができます。

アプリに登録すれば、機関投資家の持ち株比率や投資金額などといった有益な投資情報を、全て無料で閲覧することができるので嬉しいですね。

米国株の売買手数料が安く24時間取引可能

moomoo証券では、どの銘柄でも200株までは米国株手数料が一律1.99ドルというかなり安い売買手数料となっています。

また、手数料上限は約定代金の1％に設定されているため、少額取引の場合でも手数料のコストを低く抑えることができます。

さらには、為替取引のレートは業者間スプレッドを含んだ提供元からのレートをそのまま提供しているため、為替手数料も無料となっています。

売買を頻繁に行う投資家の方でも利用しやすいメリットがあります。

チャート表示が細かい

moomooアプリは情報量だけでなく、投資家のニーズに合わせてチャートの表示や分析が細かく設定できる点もメリットです。

テクニカル指標は60種類以上、線画ツールも30種類以上と豊富な機能を搭載し、スマホでの操作性も充実しています。

テクニカル指標が色分けされているので非常に見やすいのもポイントです。

さらに、銘柄同士の比較ができる「比較チャート」や過去から類似のチャートを引っ張ってきて予測に役立てる「類似チャート予測」などといった便利な機能もついています。

チャート表示が細かいので、とにかく見やすい点が特徴です。

海外ニュースが日本語で読める

moomooアプリでは、海外企業の決算発表や銘柄に関連する海外のニュースなどを、自動翻訳する機能が搭載されています。

英語が苦手な人でも、海外ニュースを日本語字幕で読むことができ、発表と同時にニュースの概要をチェックできるのもmoomooアプリの大きなメリットです。

moomoo証券のデメリット

メリットもあればデメリットも必ずあるものです。

逆にmoomoo証券にはどんなデメリットがあるのか、マイナス面についても調べてみました。

moomoo証券のデメリットはズバリこちら。

こちらも順番に解説していきます。

少額取引だと手数料が割高

少額だと手数料が割高になってしまうのはmoomoo証券のデメリットです。

moomoo証券では最低手数料（1.99ドル）が設定されているので、1株ずつの取引をする場合は手数料が割高になってしまうのです。

moomoo証券では、200株までどの銘柄でも米国株手数料が一律1.99ドルになりますが、一方他の大手証券会社では、基本的に約定代金に対して定められた割合に応じて手数料が設定されています。

例えば、楽天証券の場合は約定代金が2.22米ドル以下だと0円、2.22米ドル超～4,444.45米ドル未満の約定代金について0.495％が手数料となります。

米国株は単元株制度がなく1株から取得することが可能なため、少ない株式数を取得する場合には手数料が割高になるケースもあるのです。

NISAのつみたて投資枠は準備中

moomoo証券では2024年からスタートする新NISAに対応していますが、成長投資枠のみの対応となっています。

つみたて投資枠には対応していない点に注意が必要です。

なおつみたて投資枠については、将来的にmoomoo証券で対応予定としているようなので、気長に待ちましょう。

投資信託の購入はできない

moomoo証券は日本株・米国株の取り扱いしかしておらず、投資信託の購入はできません。

ETFは数銘柄取引できますが、ほとんどは個別株になるため、投資信託やETFにインデックス投資を行いたい方には不向きな証券会社といえます。

個別株投資は自身でその企業の決算情報や業界情報を基に分析する必要があり、1つの銘柄で値動きが左右されます。

インデックス投資よりリスクや難易度が高い投資手法であるということは頭に入れておきましょう。

moomoo証券の評判

そんなmoomoo証券の実際の利用者からの評判も気になるところです。

どんな評判が投稿されているのか、具体的に調べてみました。

おはようございます✨

moomooってアプリ知ってますか？
プロ投資家が使うような情報だったり、デモ取引が出来たりやマーケットの確認もできる優れもの！

しかも無料！
オススメです！

— まるぞえ@コツコツ努力を極める (@maruzoeafi) February 7, 2023

おはようございます。
moomooというアプリを知りました。企業の状況がよくわかり、とても見やすく感動！しかも設定したら通知も来るみたい。

— おまめママ★副業＆高配当株＆投資信託でfire達成するぞ！ (@yougetsuomame) May 4, 2023

moomoo証券アプリで超大口が投資家がエントリーしてるの見れるのでオススメです^ ^

— シムロニャース (@FH0hBqQCYEOgwwZ) January 18, 2023

moomoo証券のPCアプリ凄いな
無料でこれだけ高機能ってあんまりないよ
米株の板情報見られるのもいいね
自分はTradingViewを課金して使ってて証券アプリは板と注文だけなんだけど
これならトレビューなくてもいいかも
銘柄リストにミニチャートあるのが使いやすいね

— TOM＠含み益37,162円 (@TOM76981910) October 3, 2023

おはようございます。
休日中、株の勉強をしているのですが、最近導入したアプリmoomooの情報が凄すぎてビックリしています。
正直、日本ユーザーから課金無しで、この情報量は正直気持ち悪い・・・
これからも使い続けますが、良過ぎて勘繰ってしまいます。#moomoo証券

— ホケてぃん (@DCQuIsuoXYwW0Py) May 5, 2023

評判を見たところ、無料で使える便利さや情報量の多さに対する高評価が多くあるようでした。

機関投資家の動きも見れるのも他にはない機能ですね。

中には「宣伝が多い」という口コミも一部ありましたが、moomoo証券の悪い評判は見つかりませんでした。

moomoo証券がおすすめな人

そんなmoomoo証券は、こんな人におすすめです。

moomoo証券は米国株取引の手数料が安く、しかも24時間取引可能で時差に関係なく取引ができるので、米国株取引に集中して取り組みたい人に特におすすめです。

moomooアプリの情報やデータも、元々海外市場で人気を集めただけあって、米国株関連の情報が豊富に掲載されています。

また、moomooアプリでは、株式だけでなく、先物やFX、仮想通貨など幅広い投資商品についてデータや情報を見ることができるので、株だけでなく色々な投資に挑戦したい、という人にも向いていると言えます。

moomoo証券を装った金融詐欺にご注意

そんなmoomoo証券ですが、最近SNSやEメール等で、moomoo証券の関係者等を装い偽サイトに誘導し、口座開設や入金を促す違法な勧誘行為が発生しています。

moomoo証券のWEBサイトのドメイン及び専用アプリの正式名称はこちらです。

これ以外のサイトやツールに誘導されたら、まず一度怪しいな？と疑うようにしましょう。

SNSやEメール等からWEBサイト等への誘導において、少しでも不審に思った場合には、すぐに口座開設や入金の行為を行わず、事前にmoomoo証券のカスタマーサービスに問い合わせするようにしましょう。

moomoo証券に関するQ＆A

moomoo証券の出金手数料は？

moomoo証券の出金手数料は、月5回まで無料です。

6回目以降は手数料が発生するので注意しましょう。

出金手数料詳細はこちらになります。

出金手数料は出金金額から差し引かれます。

ちなみに、出金エラーも1回カウントになってしまいますので気を付けましょう。

moomoo証券のmoomooアプリは有料？

moomooアプリの利用は無料です。

電話番号の登録をするだけで誰でも利用することができます。

ただし、以下のコンテンツは有料となっています。

ただし自動で課金されるようなことはありませんので、安心してください。

moomoo証券は日本株は買えないの？

moomoo証券では日本株も買うことができます。

moomoo証券の日本株は、東京証券取引所に上場している上場株式・ETF・REIT・ETNを取り扱っています。

NISAに対応している銘柄もあります。

moomoo証券はどこの国が開発した？

moomoo証券は、NASDAQ上場企業である中国企業「Futu Holdings Limited」のグループ企業です。

親会社は中国となっています。

どの銘柄に投資すればよいか相談できますか？

moomoo証券では、個別の銘柄の投資相談は行っていません。

個別で銘柄相談などを希望する場合は、他の投資顧問サイトを併せて利用するようにしましょう。

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moomoo証券の総合評価

改めてまとめると、moomoo証券の総合評価はこのような感じです。

moomoo証券は、何と言ってもその情報量の多さが特徴です。

また米国株取引の手数料が安く、しかも24時間取引可能で時差に関係なく取引ができるので、米国株取引に集中して取り組みたい人に特におすすめです。

ただし、株数やNISAで投資する銘柄によっては他の証券会社の方が手数料は安く済む場合もあります。

取引する銘柄や株数によってその都度使い分けるのが適切な選択と言えるでしょう。

ちなみに特に初心者は絶対に知っておいて欲しい、株を始める際に並行して利用すべきサービスが『投資顧問サイト』です。

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いわば秘書みたいなものですね。

初心者が己の判断でトレードするよりも損失リスクは遥かに低く、何かあった時にすぐにプロに相談できるという安心感もあり、最近は利用している人も増えてきた印象です。

世の中にはさまざまな投資顧問サイトがありますが、効率良く儲けるために大切なことは、すでに実績のある投資顧問を利用することです。

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