目次
- マネックス証券の特徴って?
- マネックス証券の口コミ・評判はどんなものがある?
- マネックス証券のデメリットや注意点は?
証券口座の種類って、本当に山ほどありますよね。
たくさんありすぎる証券口座から、一体どれを選べば良いのか迷いに迷ってしまうことと思います。
そこで本記事では、その中から「マネックス証券」の口コミや特徴などについて、簡潔に・忖度なく・分かりやすく解説していきます。
最初に結論から言うと、マネックス証券の評価はズバリこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
そんなマネックス証券とは一体どんな証券口座なのか、危険な証券会社ではないのかなどについて、様々な角度から徹底解剖していきたいと思います。
マネックス証券の特徴
マネックス証券は、初心者から上級者まで幅広く人気のある大手ネット証券会社の1つです。
そんなマネックス証券は、とにかく取扱銘柄数が豊富なことが特徴です。
特に米国株式は5,000銘柄以上を取り扱っているので、米国株式の取引を行いたい方には外せないネット証券会社となっています。
マネックス証券の手数料
マネックス証券は、手数料が他社と比較して少し高めの水準となっています。
手数料コースは、『取引毎手数料コース』と『一日定額手数料コース』の2種類があります。
■取引毎手数料コース(現物取引)
取引毎手数料コースでは、1回の売買ごとに手数料が発生する仕組みになっています。
1注文の約定金額 | 手数料(税込) |
---|---|
10万円以下 | 110円 |
10万円超20万円以下 | 198円 |
20万円超30万円以下 | 275円 |
30万円超40万円以下 | 385円 |
40万円超50万円以下 | 495円 |
■一日定額手数料コース
一日定額手数料コースでは、1日の約定代金合計で手数料が決まります。
1日の約定金額の合計額 | 手数料(税込) |
---|---|
100万円以下 | 550円 |
100万円超(300万円ごとに) | 2,750円 |
一般的な証券会社だと、1日100万円までの取引であれば手数料無料なところが多いですが、マネックス証券では1日の取引金額に関係なく必ず手数料が発生してしまいます。
マネックス証券の口座開設の流れ
マネックス証券の口座開設方法はこちらです。
- 口座開設申込み
- 必要書類提出
- 口座開設完了
- 入金
- 取引開始
マネックス証券の口座開設方法には、オンラインと郵送の2種類があります。
オンラインで口座開設する場合は、手続きはウェブ上で完結できます。
また、最短で申込みの翌営業日に口座開設が完了するので、急いでいるや時間に余裕がない方にもおすすめです。
オンラインで申込みできる方は、以下に当てはまる方です。
- 個人番号カードを持っている方または運転免許証+マイナンバー通知カードを持っている方
- 日本国籍の成人で日本に納税をされている方
以下に当てはまる方は、郵送で申し込む必要があります。
- 個人番号カードや運転免許証を持っていない方
- 未成年の方や外国籍の方
- 日本国籍でも他国に納税している方
事前に自分がどちらの方法で申し込めるのか、よく確認しておきましょう。
マネックス証券のメリット
そんなマネックス証券のメリットとデメリットも気になるところです。
どんな良い点があってどんな悪い点があるのか、まずはメリットの方から調べてみました。
マネックス証券のメリットがこちら。
- 米国株の取扱銘柄が豊富
- 米国株の時間外取引ができる
- 100円からの少額投資が可能
- 投資に役立つツールが豊富
順番に解説していきます。
米国株の取扱銘柄が豊富
マネックス証券は、米国株・中国株の取り扱い数がかなり豊富です。
米国株の取扱銘柄は約5,300銘柄、中国株の取扱銘柄は約2,600銘柄となっています。
特に、香港市場に上場しているほぼ全ての銘柄を取り扱っているというのはマネックス証券の大きなメリットです。
試しに外国株の銘柄数が多い他の証券会社とマネックス証券を比較してみると、こんな感じです。
証券会社 | 米国株 | 中国株 |
---|---|---|
マネックス証券 | 約5,300銘柄 | 約2,600銘柄 |
auカブコム証券 | 約1,800銘柄 | × |
SBI証券 | 約5,900銘柄 | 約1,300銘柄 |
楽天証券 | 約5,200銘柄 | 約1,500銘柄 |
サクソバンク証券 | 約6,000銘柄 | 約2,500銘柄 |
特に中国株が圧倒的ですね。
また、マネックス証券は大企業の外国銘柄だけでなく、中小企業の銘柄も取り扱っています。
要望に応じて取扱銘柄を拡大しているので、今後も増加が期待できそうです。
米国株の時間外取引ができる
マネックス証券は、実は米国株の時間外取引ができる国内唯一の証券会社です。
米国株式市場では、取引時間の前にプレマーケット、後にアフターマーケットがあります。
- 市場の取引時間…9:30~16:00
- プレ・マーケット…8:00~9:30
- アフター・マーケット…16:00~20:00
マネックス証券は、このプレマーケットとアフターマーケットの時間帯にも参加することができます。
取引時間外に大きなニュースが発表された時などでもすぐに対応できるので、他の投資家と差を付けられるチャンスも広がります。
100円からの少額投資が可能
マネックス証券では、1日100円から始められる投信つみたてがあります。
そのため、まとまった資金がない場合でも気軽に投資を始められるというメリットがあります。
マネックス証券の投信つみたてのメリットには、このようなものがあります。
- 購入時申込手数料が全て無料
- 引落手数料が無料
- NISAやつみたてNISAの非課税制度で節税できる
- 積立頻度を「毎日」か「毎月」で選べる
- 投資信託を持っているだけでマネックスポイントが貯まる
このようにマネックス証券の投信つみたてにはメリットが多く、100円から始められるので、投資初心者の方にもおすすめです。
また、単元未満株の取扱もあるので、株取引をしたいけどまとまった資金を用意できないという方でも、1万円程度から取引可能です。
1株から取引できるため、少額で分散投資することでリスクも減らすことができます。
投資に役立つツールが豊富
マネックス証券は、投資ツールが何かと豊富なこともメリットの1つです。
主に人気なツールには以下のものがあります。
ツール | 特徴 | 対応商品 |
---|---|---|
銘柄スカウター | 企業の業績に関する情報が確認可能 | 株式・米国株 |
マネックストレーダー | 発注スピード重視の注文機能などの高機能リアルタイム・トレーディングツール | 株式・先物 |
チャートフォリオ | 使い勝手と分かりやすさを重視した検索ツール | 株式 |
マーケットライダー | リアルタイムの株価自動更新サービスで、ランキングや各種市況など有益な情報満載 | 株式 |
パソコンだけでなくスマホやタブレットに対応したツールも多いので、外出先でも気軽に確認できるのも便利です。
これらのツールは、対応する商品や利用するデバイスで検索を掛けることができ、それぞれの特徴も詳細に記載されているので、自分にぴったりのツールを見つけることができます。
こうしたツールは評判も良いようなので、利用してみる価値はありそうですね。
マネックス証券のデメリット
メリットもあればデメリットも必ずあるものです。
マネックス証券にはどんなデメリットがあるのか、マイナス面についても調べてみました。
マネックス証券のデメリットがこちらです。
- 外国株式の取扱いが米国株と中国株のみ
- 日本株の手数料がやや高い
外国株式の取扱いが米国株と中国株のみ
マネックス証券で取り扱っている外国株は、米国株と中国株のみです。
外国株が得意な証券会社ではありますが、この2カ国以外の外国株は購入できません。
欧州株式やオーストラリア株式などは取り扱っていないので注意しましょう。
日本株の手数料がやや高い
マネックス証券は、日本株の取引手数料が他の証券会社と比較するとやや高めです。
マネックス証券はどちらかというと、国内株よりも外国株をメインに取引する人向けの証券会社といえます。
手数料を抑えて日本株を取引したいという方は、マネックス証券ではなく他の証券会社を検討してみてもいいかもしれません。
マネックス証券の評判
そんなマネックス証券の実際の利用者からの口コミを、良い評判と悪い評判の両方調査してみました。
順番にご紹介していきます。
マネックス証券の良い評判
ブラウザサイトが見やすい
マネックス証券のブラウザサイトはシンプルで見やすいので使いやすい。他の証券会社に比べても1番見やすいと思う。
アプリについても操作しやすいので、使っていてストレスにならない。
投資に関する情報量が多くて助かる
マネックス証券では、投資情報が豊富だから良い。銘柄に悩んでいても簡単に探せるし、画面も見やすくてありがたい。投資の判断もスムーズにできるので便利。
Webセミナーやメール配信で有益な情報も手に入るのでありがたい。
サポートやツールが優れている
マネックス証券のサポートは圧倒的に良いと思う。それに提供される情報価値も高くいので、初心者でも安心できる。
銘柄スカウターの機能は非常に良いのに無料で使えるから、本当に役に立つ。銘柄スカウターを利用するために口座開設しても良いレベル。
マネックス証券の良い評判としては、とにかく情報量が多い、サポートやツールが優れているといったような評判が多く見られました。
見たところ全体的に、マネックス証券は初心者トレーダーにも優しい証券口座という印象ですね。
マネックス証券の悪い評判
日本株の売買手数料が他より高い
マネックス証券は日本株の取引だと、他の証券会社に比べて手数料が高く感じる。取引の時にコストを気にする人にはあまりおすすめできない。日本株の取引を中心に手数料を抑えたいなら他の証券会社も見るべき。
米国・中国以外の外国株はない
マネックス証券には、米国株と中国株しかないから、他の外国株の取引ができないのが残念。あらゆる外国株の取引がしたかったら他の証券会社と併用しないと、マネックス証券のみでは足りない。
大口投資家がIPO抽選で優遇されない
マネックス証券のIPOでは、資産残高などでの優遇がないから大口投資家だからこそのメリットが感じられない。IPOの当選確率で優遇されたいなら、マネックス証券以外の証券会社で申し込むしかない。
マネックス証券の悪い評判としては、日本株の売買手数料が他より高い、米国・中国以外の外国株がないといったような内容が多くありました。
マネックス証券は外国株に強いことで有名ですが、その反面、日本株の売買手数料は他社より高めとなっています。
また、外国株が得意とはいっても、米国・中国以外の海外銘柄は購入できないので、それに対する不満の口コミもありました。
マネックス証券がおすすめな人
そんなマネックス証券は、ズバリこういった人におすすめです。
- 米国株の取引に力を入れたい方
- 投資初心者や毎日忙しい方
- 少額投資を始めたい方
米国株の取引に力を入れたい方
マネックス証券は、米国株の取り扱いが5,000銘柄を超えるほど充実しています。
今後も要望に応じて取扱銘柄を拡大していくとのことで、特に米国株の取引を行いたい方にはマネックス証券はぴったりです。
また、マネックス証券の米国株は手数料も安く、ETFの買付手数料は実質無料となっています。
たくさんの米国株の取引ができる上にコストも抑えられるというのは嬉しいですね。
投資初心者や毎日忙しい方
マネックス証券には、多くの投資情報が揃っています。
毎日メールで朝刊や夕刊、投資に関する情報が届くので、自分で情報収集する時間がなかなか取れない方や、投資初心者にはおすすめです。
またマネックス証券のロボアドでは、自分に合った資産運用プランを提案してもらえるため、初心者で何をどうすればいいかわからないといった方でもロボアドに任せられるので安心です。
少額投資を始めたい方
マネックス証券には100円から初められる投信つみたてや単元未満株があるので、少額投資がしたい方にもおすすめです。
まとまった資金がなくても、気軽に始めることができるのは嬉しいですよね。
国内株の場合だと100株からしか買えないことも多く、ある程度の資金も必要になってきますが、単元未満株は大体1万円程度から購入することができます。
投資経験があまりない方やリスクが不安な方など、少額投資から始めたいという方にはうってつけです。
マネックス証券に関するQ&A
口座開設時に必要な書類は?
マネックス証券の口座開設に必要な書類は以下になります。
オンライン口座開設では、以下の書類を撮影して提出する必要があります。
個人番号カードまたは運転免許証+マイナンバー通知カード
対して、郵送の口座開設で利用できる本人確認書類はこちらになります。
- 顔写真付きの本人確認書類1点
- 顔写真なしの本人確認書類2点
- 個人番号カード
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
- 各種福祉手帳
- 住民票の写し
- 住民票の記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 各種健康保険証
- 各種年金手帳
- 各種児童扶養手当証書
- 医療受給者証
- 医療手帳
郵送の場合は、上記の書類のコピーを送られてきた書類を一緒に返送しましょう。
未成年でもマネックス証券で口座開設できるの?
マネックス証券では未成年でも口座開設することができます。
ただし口座開設は郵送のみなので気をつけましょう。
また、成年者の口座開設と手続きは以下の点で異なります。
- 法定代理人の届け出が必要
- 法定代理人と口座開設する未成年者との関係が確認できる公的書類の添付が必要
ちなみに未成年者が取引できる商品は以下の通りです。
- 国内株式(信用取引は除外)
- 国内上場投資信託
- 外国株
- 投資信託
- 債券
- オルタナティブ投資
信用取引や先物・オプション取引、FX PLUS、マネックスビットコインは取り扱いができないので注意しましょう。
入金・出金手数料はかかる?
マネックス証券での入出金手数料は以下の通りです。
入金サービス | 手数料 |
即時入金サービス | 無料 |
銀行振込 | 振込手数料は自己負担 ※各金融機関により異なる |
定期自動入金 | 無料 |
■マネックス証券からの出金手数料
出金サービス | 手数料 |
通常出金 | 無料 |
即時出金サービス | 300円(税込:330円) ※出金先口座がSBI新生銀行の場合は無料 |
どんな種類の注文ができるの?
マネックス証券で注文が可能な種類はこちらになります。
- 国内株
- 米国株
- 中国株
- 信用取引
- 投信・投信つみたて
- IPO
- ETF
- FX
- 暗号資産CFD
- 債券
マネックス証券の総合評価
改めてまとめると、マネックス証券の総合評価はこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
マネックス証券は、とにかく米国株の取り扱いが豊富なことが特徴のネット証券です。
米国株取引に力を入れたい方にはぴったりですね。
また、投資情報もかなり充実していて、100円という少額から投信つみたてが可能なので、初心者でも安心して始めることができます。
投資を始めるにはリスクを抑えることが重要なので、マネックス証券で投資知識を身につけて、まずは少額投資から始めてみてはいかがでしょうか。
そしてもう一つ。
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