目次
- ひろぎん証券の特徴って?
- ひろぎん証券の口コミ・評判はどんなものがある?
- ひろぎん証券のデメリットや注意点は?
証券口座の種類って、本当に山ほどありますよね。
たくさんありすぎる証券口座から、一体どれを選べば良いのか迷いに迷ってしまうことと思います。
そこで本記事では、その中から「ひろぎん証券」の口コミや特徴などについて、簡潔に・忖度なく・分かりやすく解説していきます。
最初に結論から言うと、ひろぎん証券の評価はズバリこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
そんなひろぎん証券とは一体どんな証券口座なのか、危険な証券会社ではないのかなどについて、様々な角度から徹底解剖していきたいと思います。
ひろぎん証券の特徴
ひろぎん証券をどんな証券会社か一言で簡潔に言うならば、とにかく取扱商品が多いことで定評がある証券会社であると言えます。
もともとは広島銀行とウツミ屋証券の共同出資によって誕生した「ひろぎんウツミ屋証券」でしたが、2017年に広島銀行の完全子会社化に伴って、「ひろぎん証券」となりました。
ひろぎん証券の手数料
ひろぎん証券では、対面取引・マルチチャネル取引(インターネット取引)でそれぞれ異なる手数料が適用されます。
対面取引よりもマルチチャネル取引の方が手数料が安くなっています。
ひろぎん証券の国内株現物取引では、以下の通り手数料がかかります。
■マルチチャネル取引の手数料
約定代金 | 手数料 |
---|---|
100万円以下 | 0.924% |
100万円超 500万円以下 | 0.704%+ 2,200円 |
500万円超 1,000万円 以下 | 0.528 %+ 11,000円 |
1,000万円超 3,000万円以下 | 0.44 %+ 19,800円 |
※手数料が2,200円に満たない場合、一律2,200円
■対面取引の手数料
約定代金 | 手数料 |
---|---|
100万円以下 | 1.155% |
100万円超 500万円以下 | 0.88%+ 2,750円 |
500万円超 1,000万円 以下 | 0.66%+ 13,750円 |
1,000万円超 3,000万円以下 | 0.55%+ 24,750円 |
※手数料が2,750円に満たない場合、一律2,750円
対面取引より手数料が安いマルチチャネル取引を選んだとしても、手数料はネット証券と比較して高めとなっています。
取り扱う商品によらず、オンライン取引が一番手数料が低く、対面取引が高いことは同じですね。
取引の額が大きくなれば、手数料の比率は下がっています。
ひろぎん証券の取扱商品
ひろぎん証券は、国内株式や外国株式など、さまざまな種類の商品を取り扱っています。
こちらがひろぎん証券が取り扱っている商品一覧です。
- 株
- 単元未満株
- 外国株
- IPO株
- 投資信託
- ETF
- ETN
- REIT
- 国内債券
- 外国債券
- 仕組債
- 立会外分売
- 先物取引
- オプション取引
FX・CFD・金などは取り扱っていませんが、地方銀行の証券会社としては投資対象がかなり豊富です。
ただ、中にはインターネット取引では売買できない商品もあります。
例えば、インターネット取引の場合、IPOや立会外分売、先物取引などの複数の商品が対象外となっています。
パソコンやスマホからインターネット取引などをするときには、自分が売買したい商品が取り扱いの対象かどうかをよく確認しておく必要があります。
たくさんの商品から選びたい場合は、対面取引を選択したほうが確実かもしれません。
ひろぎん証券の口座開設方法
ひろぎん証券で口座開設をする方法は、マルチチャネル(インターネット)、店頭の2通りがあります。
マルチチャネル取引口座の場合は、ひろぎん証券公式サイトの申込フォーム、またはマルチチャネルサポートダイヤル(0120-927-684)から申し込みます。
対面取引口座の場合は、最寄りの店舗に行けばOKです。
マルチチャネル取引口座の開設方法の流れはこちらです。
- ひろぎん証券公式サイトの申込フォームに、必要事項を記入し、「マルチチャネルサービス申込書兼電子交付サービス申込書」を取り寄せる。
- 「マルチチャネルサービス申込書兼電子交付サービス申込書」に必要事項を記入する。
- 返送するか、担当の営業店窓口に提出する。
- 簡易書留で送られてきたIDとパスワードを受け取る。
窓口申し込み、郵送申し込みの場合であっても、おおまかな流れは変わりません。
今はインターネットからでも手軽に口座開設を申し込むことができるので便利ですね。
ひろぎん証券のメリット
そんなひろぎん証券のメリットとデメリットも気になるところです。
どんな良い点があってどんな悪い点があるのか、まずはメリットの方から調べてみました。
ひろぎん証券のメリットがこちら。
- 取扱商品が豊富
- 手数料無料のオンライン入金サービスがある
- 2種類の無料情報ツールがある
- 自宅訪問サービスも受けられる
順番に解説していきます。
取扱商品が豊富
ひろぎん証券はとにかく何よりも取扱商品が豊富なことが特徴です。
ひろぎん証券は地方銀行の証券会社ですが、かなり商品ジャンルが充実しています。
アジア、北米、ヨーロッパの株を取り扱っているのも嬉しいですね。
ただ、上述したように中にはインターネット取引では売買できない商品もありますので注意しましょう。
手数料無料のオンライン入金サービスがある
ひろぎん証券のインターネット取引では、広島銀行やゆうちょ銀行などの提携金融機関の口座から直接入金ができるようになっています。
オンライン入金の手数料はひろぎん証券が負担してくれるので、取引の際に余計なコストがかからないのがメリットです。
一部時間帯によっては翌日の扱いになりますが、入金は夜間も可能で瞬時に反映されるようになっており便利です。
スマホやパソコンからスピーディーに取引をしたい人にとってはありがたいですね。
2種類の無料情報ツールがある
ひろぎん証券では、ブラウザ向けの「株価ボード」と、スマホアプリの「こい株」を利用することができます。
株価ボードとこい株は、株価、板情報、チャート、ニュースなどを閲覧できる投資情報ツールです。
株の現物取引・信用取引もツールから行うことができます。
利用はもちろん無料で、リアルタイムに株価やチャート、ニュースなどをチェックできます。
また、パソコンの株価ボードとの連動や同期も可能で、知りたい情報をスピーディーに得ることができます。
細かい文字を見るのが苦手という方でも、取引は画面をタップするだけで進められるため、とても簡単で便利です。
自宅訪問サービスも受けられる
ひろぎん証券では訪問によるクライアントのサポートも行っているため、店舗まで行くのが難しい場合、営業担当者のほうから自宅に出向いてくれます。
外出ができない場合でも問題なくサポートが受けられるところは、ひろぎん証券ならではのメリットといえます。
また対面での取引であっても、専任の担当者がつき、資産運用をフルサポートしてくれます。
コールセンターに経験のある担当者が常駐している点や、一種証券外務員が対応する電話サポートの窓口がある点も魅力です。
ひろぎん証券のデメリット
メリットもあればデメリットも必ずあるものです。
ひろぎん証券にはどんなデメリットがあるのか、マイナス面についても調べてみました。
ひろぎん証券のデメリットがこちらです。
- 手数料が高め
- つみたてNISAの選択肢が少ない
こちらも順番に解説していきます。
手数料が高め
ひろぎん証券は、他の証券会社よりも手数料の水準は高めです。
ひろぎん証券のような電話や窓口で対人取引ができる「総合証券」は、ネット取引が基本の「ネット証券」よりもどうしても手数料が高くなってしまいます。
「担当者との相談などは不要なので、自分で投資対象を選びたい」という方は、ひろぎん証券よりも手数料がより安いネット証券を利用することをおススメします。
つみたてNISAの選択肢が少ない
ひろぎん証券ではつみたてNISAを利用できますが、対象銘柄は2023年9月現在、次の8種類だけです。
- eMAXIS 日経225インデックス
- eMAXIS 先進国株式
- eMAXIS 新興国株式
- eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)
- eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)
- eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)
- eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)
国がつみたてNISAの対象として認めている銘柄は、全部で221本あります。
ひろぎん証券は、このうちたった8本しか扱っていないので、そう考えるとかなり物足りないですね。
他の条件会社であればつみたてNISA対象銘柄が100本以上用意されていることも珍しくないので、その点はデメリットと言えます。
選択肢が少ない分迷わなくていいのはメリットとも捉えられますが、リバランスしづらい・柔軟なポートフォリオを組めないといった欠点でもありますね。
ひろぎん証券の口コミ評判
そんなひろぎん証券の実際の利用者からの口コミがこちらです。
銀行系証券会社ならではの安心感がある
投資を始めた知り合いから話を聞いたのをきっかけに、資産運用に興味をもつようになりました。
投資初心者の私の場合、最初はどのように資産運用を始めてよいかまったくわからない状態だったのが本当のところです。いつも利用している広島銀行で思い切って聞いてみたところ、グループ会社のひろぎん証券を紹介してもらいました。
ひろぎん証券の便利なところは、広島銀行の口座からの引き落としで投資ができることです。銀行系証券会社ならではの安心感も、私がこの証券会社を選んだ理由です。
担当者のアドバイスも丁寧で、初心者の私でもスムーズに運用が始められました。店舗でしばしば開催される資産運用のセミナーも、大いに活用しています。
サポートが手厚いので助かる
長年勤務していた会社を退職し、あらためて老後の生活について真剣に考えるようになりました。妻と相談し、これまで通りの生活を続けるにはやはり年金だけでは足りないという結論に至り、退職金の一部を資産運用に充てることにした次第です。
たまたま広島銀行の口座を利用していたこともあり、ひろぎん証券で資産運用にトライしてみることにしました。
投資はインターネットでも簡単にできるようですが、私の世代になると対面で相談や申し込みができないと何かと不安です。大切な退職金なので、プロのサポートを得ながら手堅い運用をしたいと思っていました。
ひろぎん証券の場合、対面取引だと手数料が少し高いですが、そのぶん安心して取引ができます。
スマホ取引は売買から決済までが簡単で快適
たまたま手にした雑誌の記事で、女子の間で投資がトレンドになっていることを知りました。クレジットカードを使いすぎた経験がある私の場合、お金に対しては少しネガティブなイメージをもっていました。ただ、記事では私と同年代の女性たちが投資について生き生きと体験談を語っており、大きな刺激を受けたと言えます。ひろぎん証券の資産運用セミナーの案内を見たのをきっかけに、こちらの会社で少額から投資を始めることにしました。
対面とインターネット、コールセンターの3つの取引方法がある点が便利だと思います。私はインターネットで取引をしていますが、スマホで売買から決済までできる快適さは予想以上でした。スマホ専用のアプリ「こい株」で、すぐに株価が確認できる点も便利です。
対面取引は色々な情報が得られる
主婦歴15年の私がひろぎん証券で投資を始めたのは、お金の勉強をすることが1つの目的でした。
子供の教育費などがかかるようになり、お金についてあらためて学び直すためにひろぎん証券の資産運用セミナーに参加したのが、投資を始めたきっかけです。日本人は貯金に頼りがちな傾向がありますが、収入が増えない限りは貯金を殖やすにも限界があります。資産運用で少しでも多く貯蓄をしようと、対面取引をスタートしたのが半年前のことです。
ひろぎん証券の対面取引は、その都度担当者からアドバイスが受けられるため、いろいろな情報が得られます。まだほんの数回ほど取引をしただけですが、以前より自信がついたように思います。
口コミを見ているとやはりサポートの手厚さを称賛しているような評判が多くありましたね。
ひろぎん証券では、プロの手厚いサポートを受けながら、二人三脚で自分にぴったりの資産配分や運用プランを考えることができます。
対面取引だと手数料が少し高いですが、そのぶん安心して取引ができるのは良いですね。
また、店舗で相談しながら商品を選択できるのはもちろんですが、スマホ取引の便利さにも定評があるようです。
ひろぎん証券がおすすめな人
そんなひろぎん証券は、ズバリこんな人におすすめできます。
- 専任担当者と相談しながら資産運用したい人
- 店舗まで行くのが難しい人
ひろぎん証券は、地方銀行のグループ会社ならではの充実したサポートが特徴になっています。
実際、サポートが手厚いことに魅力を感じてひろぎん証券を利用している人も多くいるようです。
手数料は他と比較してやや高めではありますが、プロの手厚いサポートをしっかりと受けたい方や投資初心者にはかなりおススメであると言えます。
逆に自分で投資先を考えて自由にネットで売買したいという人には、高い手数料を支払うだけになってしまうのであまりおススメではありません。
ひろぎん証券に関するQ&A
そんなひろぎん証券について、特に利用者が気になっているであろうよくある質問をまとめました。
口座開設の費用はかかるの?
ひろぎん証券では、口座開設料は無料となっています。
ちなみに「インターネット取引(ダイレクトネット)」の新規口座開設の取扱いは、2020年7月31日(金)をもって終了となっているようです。
インターネット取引を希望する場合は、代わりに「マルチチャネルサービス」を検討してみてください。
ひろぎんアプリでの口座開設手続きは簡単?
ひろぎんアプリでの口座開設の申込みは、来店不要で24時間OKなので手軽に口座開設ができます。
口座開設の手続きも簡単で、ひろぎんアプリの「普通預金口座開設」メニューをタップし、必要事項を入力するだけです。
最短翌営業日にアプリの「お知らせ」にて口座番号が通知され、口座開設完了後10日前後でキャッシュカードが届きます。
NISA口座は誰でも開設できる?
NISA口座を開設しようとする年の1月1日において、18歳以上で日本に住んでいる方であれば、誰でもNISA口座を開設することができます。
開設できるNISA口座は、すべての金融機関(銀行や証券会社)を通じて、一人1口座となります。
ひろぎん証券は店頭での入出金はできる?
ひろぎん証券は、店頭での入出金は取り扱っていません。
ひろぎん証券における入出金は、原則、金融機関口座を通じての振り込み扱いとなっているようです。
ひろぎん証券の総合評価
改めてまとめると、ひろぎん証券の総合評価はこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
ひろぎん証券は広島県の周辺地域で展開しているローカル系の証券会社ですが、取扱商品は比較的充実しています。
また、事情があって店舗まで行くのが難しい場合、自宅まで来てもらうことも可能なので便利です。
しかしサポートが手厚い分、「手数料は高い」という口コミがあるのも事実。
自分で投資先を選べるなら、あえてひろぎん証券を利用するメリットは少ないかもしれません。
利用するかどうかで迷ったときは、資産運用をどのようなスタイルで進めたいかで決めるのが良いと思います。
担当者と二人三脚のスタイルで資産運用を進めていきたい方はひろぎん証券が向いていますが、逆に完全に自分のペースで資産運用がしたい方は、インターネットの証券会社を利用したほうが満足感が高いかもしれません。
そしてもう一つ。
特に初心者は絶対に知っておいて欲しい、株を始める際に並行して利用すべきサービスが『投資顧問サイト』です。
投資顧問とは、株式投資を始めたいけどやり方がわからない、いざ始めたはいいが何をどうしていいかわからない、どの銘柄を買えばいいのかさっぱりわからないといったような方のために、投資のプロが投資情報の提供や、銘柄の売買フォローなど、投資に関するあらゆるサポートをしてくれるサービスになります。
いわば秘書みたいなものですね。
初心者が己の判断でトレードするよりも損失リスクは遥かに低く、何かあった時にすぐにプロに相談できるという安心感もあり、最近は利用している人も増えてきた印象です。
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