目次
- SMBC日興証券の特徴って?
- SMBC日興証券の口コミ・評判はどんなものがある?
- SMBC日興証券のデメリットや注意点は?
証券口座の種類って、本当に山ほどありますよね。
たくさんありすぎる証券口座から、一体どれを選べば良いのか迷いに迷ってしまうことと思います。
そこで本記事では、その中から「SMBC日興証券」の口コミや特徴などについて、簡潔に・忖度なく・分かりやすく解説していきます。
最初に結論から言うと、SMBC日興証券の評価はズバリこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
そんなSMBC日興証券とは一体どんな証券口座なのか、危険な証券会社ではないのかなどについて、様々な角度から徹底解剖していきたいと思います。
SMBC日興証券の特徴
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループの証券会社です。
ネットだけでなく店舗もある総合証券であり、歴史も長く、初心者から経験者の方まで幅広い多くの方に利用されています。
こちらがSMBC日興証券の詳細です。
名称 | SMBC日興証券 |
---|---|
ツール | PC・スマホ |
取引サービス |
|
購入手数料 | 0円(NISA) |
最低取引額 | 100円 |
取引手数料 | 137円~(国内株式) |
SMBC日興証券の手数料
SMBC日興証券の手数は、自分の取引スタイルに合わせて、以下の2つから好きな手数料コースを選ぶことができます。
- ダイレクトコース…パソコンやスマホで取引するコース
- 総合コース…店舗とネットの両方で取引できるコース
以下に順番に紹介していきます。
ダイレクトコース
まずSMBC日興の「ダイレクトコース」は、インターネットや電話での取引を前提としているコースです。
店舗に行けばアドバイスを受けることができるものの、窓口で取引を行うことはできません。
また、中国以外の外国株取引や、債券の取引が行えないという制限もあります。
しかしその代わり、手数料は安めに設定されているので、「国内株の取引が中心」「店舗で取引ができなくてもいい」という方にはおすすめです。
こちらがダイレクトコースの手数料です。
約定代金 | ネット・自動音声てれトレ | 電話 |
---|---|---|
~10万円 | 137円 | 1.07525% (最低2,337円) |
~20万円 | 198円 | 1.07525% (最低2,337円) |
~30万円 | 275円 | 1.07525% (最低2,337円) |
~50万円 | 440円 | 1.07525% (最低2,337円) |
~100万円 | 880円 | 1.07525% (最低2,337円) |
~200万円 | 1,650円 | 0.8415%+2,337円 |
~300万円 | 2,200円 | 0.7480%+4,207円 |
~400万円 | 3,300円 | 0.70125%+5,610円 |
~500万円 | 3,300円 | 0.6545%+7,480円 |
~1,000万円 | 4,950円 | 0.5610%+12,155円 |
~2,000万円 | 9,900円 | 0.51425%+16,830円 |
~3,000万円 | 16,500円 | 0.4675%+26,180円 |
~5,000万円 | 27,500円 | 0.2805%+82,280円 |
5,000万円超 | 27,500円 | 233,750円 |
総合コース
対して「総合コース」は、ネット・電話・店舗の窓口、いずれの方法でも取引ができるコースです。
手数料はダイレクトコースより高めですが、海外銘柄も制限なく取引したい人や、対面で手厚いサポートを受けたい人におすすめです。
こちらが総合コースの手数料です。
約定代金 | 支店(支店代表電話を含む) | ネット・自動音声てれトレ | 電話 |
---|---|---|---|
~100万円 | 1.265% (最低5,500円) | 0.8855%(最低1,925円) | 1.07525% (最低2,337円) |
~200万円 | 0.990% +2,750円 | 0.6930%+1,925円 | 0.8415%+2,337円 |
~300万円 | 0.880% +4,950円 | 0.6160%+3,465円 | 0.7480%+4,207円 |
~400万円 | 0.825% +6,600円 | 0.5775%+4,620円 | 0.70125%+5,610円 |
~500万円 | 0.770% +8,800円 | 0.5390%+6,160円 | 0.6545%+7,480円 |
~1,000万円 | 0.660% +14,300円 | 0.4620%+10,010円 | 0.5610%+12,155円 |
~2,000万円 | 0.605% +19,800円 | 0.4235%+13,860円 | 0.51425%+16,830円 |
~3,000万円 | 0.550% +30,800円 | 0.3850%+21,560円 | 0.4675%+26,180円 |
~5,000万円 | 0.330% +96,800円 | 0.2310%+67,760円 | 0.2805%+82,280円 |
~1億円 | 275,000円 | 192,500円 | 233,750円 |
~5億円 | 330,000円 | 192,500円 | 233,750円 |
~10億円 | 385,000円 | 192,500円 | 233,750円 |
10億円超 | 440,000円 | 192,500円 | 233,750円 |
SMBC日興証券のメリット
そんなSMBC日興証券を利用するにあたって、メリットとデメリットも気になるところです。
どんな良い点があってどんな悪い点があるのか、まずはメリットの方から調べてみました。
SMBC日興証券のメリットがこちらです。
- IPOの取り扱い銘柄数が多い
- 少額から株の取引が可能
- 店舗でアドバイスが受けられる
順番に解説していきます。
IPOの取り扱い銘柄数が多い
IPOとは、新しく上場した会社が発行する株式のことです。
成長企業であることが多く、少ないリスクで大きなリターンが狙えるとして人気を集めています。
SMBC日興証券は、IPOの取り扱い銘柄数が業界内でもトップクラスです。
また主幹事になることが多く、その際は当選本数(割当数)が多くなる=当選しやすくなるのも大きなメリットです。
IPO株は、店舗とネットどちらでも取り扱いがあります。
ちなみにSMBC日興証券では、以下の条件を満たしているとIPOの当選確率が上がるのでチェックしておきましょう。
- 新口座開設から3ヶ月以内
- 口座資産残高が多い
少額から株の取引が可能
SMBC日興証券は、株の少額投資ができるサービスを提供しています。
提供しているサービスは、「株式るいとう」「キンカブ」「日興フロッギー」の3種類です。
株式るいとうは、株やREIT、ETFを月1万円以上1,000円単位で購入でき、1口座あたり20銘柄まで選べます。
キンカブは東証上場銘柄のうちSMBC日興証券が定める銘柄を対象に、金額か株数を指定して1銘柄100円以上100円単位で投資できるサービスで、dポイントを利用して購入することもできます。
日興フロッギーは、様々な企業の紹介記事を基に、気になる企業の株や、REIT、ETFなど約3,700銘柄が100円から買えるサービスで、購入にはdポイントを利用することもできます。
少額から株式投資をしたい人向けの選択肢が幅広いことが、SMBC日興証券のメリットの一つですね。
店舗でアドバイスが受けられる
SMBC日興証券は、何と言っても店舗を構えているというのが強みです。
店舗を持たないネット証券会社の場合は、直接アドバイスを受けるのは難しいですが、SMBC日興証券では手厚いフォロー体制が整っています。
ネットでの取引しかできないダイレクトコースでも、店舗に行けばアドバイスを受けることが可能です。
ネット証券に比べて手数料は高いものの、プロに相談できるというのは大きなメリットと言えます。
SMBC日興証券のデメリット
メリットもあればデメリットも必ずあるものです。
SMBC日興証券にはどんなデメリットがあるのか、マイナス面についても調べてみました。
SMBC日興証券のデメリットがこちらです。
- 手数料が高い
- 先物・オプション取引は取り扱っていない
- オンライン取引で外国株を取引する場合、中国株しか取引できない
手数料が高い
SMBC日興証券は、ネット証券と比べて手数料が高めです。
特に店舗で相談しながら取引できる総合コースは、ネットでしか取引できないダイレクトコースよりも手数料が高くなっています。
例えば現物株の場合、ダイレクトコースは、約定代金10万円までの手数料は税込137円です。
総合コースの手数料は、オンライン取引であっても、約定代金100万円までで約定代金×0.8855%(最低1,925円)です。
約定代金が10万円なら、10万円×1.265%=1,265円(税込)となり、最低手数料の1,925円が適用されるため、ダイレクトコースの約14倍の手数料がかかることになります。
もしも支店の担当営業マンに電話して発注した場合の手数料は、100万円までで約定代金×1.265%(最低5,500円)ですので、さらに高くなります。
SMBC日興証券はサポートの手厚さを重視するならおすすめの証券会社ですが、コストの安さを重視する人には不向きとなっています。
先物・オプション取引は取り扱っていない
SMBC日興証券では、以下の商品を取り扱っています。
- 株式
- 債券
- 投資信託日興ファンドラップ
- 年金・保険
- 投信つみたて
- iDeCo
- 日興FX
たくさんの商品を取り扱っていますが、先物・オプション取引の取り扱いはありませんので注意が必要です。
先物・オプション取引をしたい場合は、これらの商品を取り扱っている他の証券会社で口座開設する必要があることがデメリットです。
「日経225先物を取引したい」という人にとっては向いていませんね。
オンライン取引で外国株を取引する場合、中国株しか取引できない
SMBC日興証券では外国株の取引ができますが、取引できるのは米国株と中国株のみとなります。
ただし、ダイレクトコースも総合コースも、オンラインで取引する場合は中国株しか取引できないので注意しましょう。
米国株を取引する場合は、ダイレクトコースも総合コースも電話注文をする必要があります。
その分、手数料は高くなってしまうことに加え、電話注文であるためタイムラグが発生してしまうため、オンライン取引のようなスピーディーな発注はできません。
売買したいタイミングでの発注ができない可能性があるため、今すぐに売買したいという場合には大きなデメリットとなります。
SMBC日興証券の評判
そんなSMBC日興証券の実際の利用者からの口コミを、良い評判と悪い評判の両方調査してみました。
順番にご紹介していきます。
SMBC日興証券の良い評判
実際に店舗で相談できるのは嬉しい
SMBC日興証券は、ネットと店舗をどっちも利用できるのがありがたい。店舗で直接相談できるので、使いやすい。特に初心者だとインターネットで完結する方法は不安も多そうだから、店舗で話せるのは良さそう。
少額投資ができるので気軽に始めやすい
日興フロッギーだと100円という少額から投資できるのが嬉しい。初心者だと、投資においてリスクを考えがちだからいきなり高額投資は怖い。経験や知識も足りていないので、初めは100円から投資できるというのは始めやすい。
IPOが充実している
SMBC日興証券ではIPOの取扱件数が多いのが嬉しい。取り扱いも多いけど、主幹事もしているので、チャンスも多くあるのがありがたい。SMBC日興証券でIPOに当選したこともあるので嬉しい。
SMBC日興証券の良い評判を見てみると、店舗で相談できること、少額投資が可能なこと、投資情報やIPOが充実していることに関する口コミが多くありました。
特に初心者の方にとっては、いきなり高額投資は抵抗があると思うので、少額から投資できるシステムはありがたいですよね。
店舗で相談できたり、投資情報が充実していたりと、全体的に初心者に優しい印象を受けますね。
SMBC日興証券の悪い評判
手数料が高い
総合コースだとどうしても手数料が高くなるのが残念。今はダイレクトコースに変えたから、総合コースの時に比べると手数料は低くなった。けど最近他のネット証券と比べるとダイレクトコースでも手数料が高いなと感じている。
IPOに並行して申込みできないのが残念
SMBC日興証券では、IPOに申し込むと購入資金がロックされてしまうのが残念。少ない資金だといくつものIPOに申し込むことができない。他の証券会社だと、並行して申し込むこともできるので、悩ましい。
FX用のスマホアプリがない
SMBC日興証券には、FX用のスマホアプリがない。通勤時間やスキマ時間を利用して、スマホで手軽に取り引きできない。株や投資信託をやるならいいけど、FXには向かない会社だと思う。
SMBC日興証券の悪い評判としては、手数料の高さや、IPOの購入資金がロックされてしまうため複数の申し込みがしづらいといった内容のものが見受けられました。
総合コースはサポートが充実している反面、ダイレクトコースより手数料が高いのがデメリットです。
サポートの手厚さを重視するならおすすめの証券会社ですが、コストの安さを重視する人には不向きですね。
SMBC日興証券がおすすめな人
そんなSMBC日興証券は、ズバリこういった人におすすめです。
- 実際に店舗で相談したい方
- 初心者の方
- 少額から株式投資を始めたい方
- IPO投資を積極的に行いたい方
- 学びながら投資を行いたい方
こうして見ると、だいぶ初心者に優しい証券会社という印象ですね。
デメリットもあれど、これから投資を始めようと思っている方にはおすすめできる証券会社の一つです。
SMBC日興証券に関するQ&A
SMBC日興証券の口座開設方法は?
SMBC日興証券で口座開設をする手順は以下の通りです。
- 口座開設申込み
- 口座番号の確認とパスワード設定
- 入金
- 取引開始
SMBC日興証券の口座開設には本人確認書類が必要になるので、事前に用意しておきましょう。
ちなみに、スマホでかんたん顔認証を選んだ場合、最短即日取引が可能です。
Webアップロードの場合では最短3日、郵送では約1週間で取引が可能になります。
取引をしたいタイミングから口座開設方法を選ぶのもありですね。
未成年でも口座開設はできる?
SMBC日興証券では未成年でも口座開設は可能です。
しかし、親権者などの同意が必要であったり、未成年の口座の場合は一部取引ができないといった注意事項もあったりするので気をつけましょう。
また信用取引口座の新規開設においては、20歳未満の方や80歳以上の方の申込みは受け付けていないため、未成年は利用することができません。
そしてインターネットによる口座開設については、20歳以上80歳未満の方が対象となっています。
そのため、未成年の方は最寄りの支店で口座開設を行う必要があります。
ダイレクトコースと総合コースの違いって何?
ダイレクトコースと総合コースの主な違いは、取引方法です。
簡単に言えばダイレクトコースは、パソコンやスマホから取引が可能なコースです。
総合コースは、支店担当者からのアドバイスや投資情報をもらいながら取引できるコースです。
手数料については、ダイレクトコースの方が総合コースに比べて安くなっています。
また、ダイレクトコースではdポイントを利用して株を買うことや、dポイントをためることが可能ですが、総合コースではdポイントが利用できません。
他にも、ダイレクトコースにしかないサービスなども何かとあったりします。
総合コースは店舗で相談しながら取引できるというサポート体制が魅力ですが、その分ダイレクトコースにしかないサービスもあるので、どちらが自分に合っているのかよく考えて決めるようにしましょう。
初心者におすすめのサービスは?
SMBC日興証券のサービスで初心者におすすめなのは、ズバリ「日興フロッギー」です。
日興フロッギーとは情報メディアと投資の取引が一体となったサービスであり、無料の記事を読んでからそのまま直接株を買うことができます。
記事を読んでいて気になる銘柄があればすぐに購入できるため、初心者でも投資先を選びやすい嬉しいサービスです。
また100円から投資を始められる点も、少額から始めたい初心者におすすめです。
スマホでもパソコンでも使いやすいサービスです。
SMBC日興証券の総合評価
改めてまとめると、SMBC日興証券の総合評価はこのような感じです。
手数料 | |
---|---|
取扱商品 | |
サポート | |
情報量 | |
スマホ対応 | |
人気 |
SMBC日興証券は、手数料が他社と比べて高くなっているため、単純に手数料の安さだけを重視したいならおすすめはできません。
しかし、店舗で直接アドバイスを受けられたり、四季報を無料で見ることができたりと、メリットもたくさんある証券会社です。
初心者にも優しいサービスがたくさん展開されているので、これから投資を始めようと思っている方は選択肢の一つに入れておいても良いのかなと思います。
ちなみに特に初心者は絶対に知っておいて欲しい、株を始める際に並行して利用すべきサービスが『投資顧問サイト』です。
投資顧問とは、株式投資を始めたいけどやり方がわからない、いざ始めたはいいが何をどうしていいかわからない、どの銘柄を買えばいいのかさっぱりわからないといったような方のために、投資のプロが投資情報の提供や、銘柄の売買フォローなど、投資に関するあらゆるサポートをしてくれるサービスになります。
いわば秘書みたいなものですね。
初心者が己の判断でトレードするよりも損失リスクは遥かに低く、何かあった時にすぐにプロに相談できるという安心感もあり、最近は利用している人も増えてきた印象です。
世の中にはさまざまな投資顧問サイトがありますが、効率良く儲けるために大切なことは、すでに実績のある投資顧問を利用することです。
調査の結果、以下の投資顧問は高騰銘柄実績多数、さらに口コミも高評価多数の、信頼性の高い安全な投資顧問サイトであると判定しました。
詳しくは以下の記事で解説していますので、気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください↓↓
SMBC日興証券の会社概要
- サイト名SMBC日興証券
- サイト
評価検証中 - 口コミ
平均評価